昨年11月14日に申立を行って以来、少し時間が空きました。2015年2月6日に仲介委員5名が決まり、ようやく審理が進みそうです。なにせ、申立人は737世帯2837名の超大型申立ですので、申立人名簿と委任状の突き合せと補充だけで、2カ月以上を要しました。
仲介委員というのは、この申立について、当方と東電の両方から意見を聞き、判断する人たちです。
ADRでは、申立ごとに仲介委員が決まります。私たちの申立を審理するのは5名の弁護士です。
ひきつづきADRの動向を見守っていきたいと思います。
〔報告〕
3月13日付けで東京電力から回答書が来ました。
その内容はあまりにも心がない回答でした。しかし、この回答書は他のADR及び訴訟においても同じようなマニュアル通りとしか言いようのない誠意の感じられないものでした。
そこで我々の弁護団は4月10日付けで反論書を提出しました。
以下PDFにて詳細をご覧ください。
今後の予定
仲介委員の先生方との間で進行についての
協議を行う場がもたれることになりました。
仲介委員は,裁判で言うところの裁判長役の方々です
仲介委員 進行協議 報告
2015年6月2日(火)午後13時~15時
場所:原子力損害賠償紛争解決センター(東京)
出席者:仲介委員
飯舘村民救済弁護団
飯舘村民救済申立団役員