原発ADRて何?
「A=Alternative(代わりの)
D=Dispute(紛争)
R=Resolution(解決)」の
頭文字をとった略称です。
「裁判に代わる紛争の解決」、「裁判外紛争解決手続き」と
言われています。
裁判を起こさずに、弁護士などの第三者を間に立てて当事者間の合意を目指す手続きです。裁判より手続きが簡単で短期間で解決できるなどのメリットがあります。
国が設置した公的な紛争解決機関です。
原発事故の損害賠償をめぐる東京電力と被災者、自治体の間で交渉が難航した場合などに原発ADRが利用されています。
申し立ては無料でできます。
中立の立場の弁護士が「仲介委員」として双方の意見を調整しながら和解案を示します。